全国の新規陽性者の状況(2023/1/17)
ひょっとしたら、ピークアウトしたような感じがする。実効再生産数は現時点で1を切っている。
数は多いものの、直近の1週間はその前の週と比べて2割ほど数が減っていることがわかる。
アメリカでは変異株XBB.1.5が流行し始めたと言っているが、それに応じて患者数が著しく増えているという傾向は無さそうだ。
全国の新規陽性者の状況(2023/1/11)
1/8までの1週間の状況はその前の週と比較して増加した。
年末年始の休日や成人の日の祝日で変則的な状況で実効再生産数は変動気味であるが、概ね冬期休暇となる12/29~1/3の実効再生産数の平均は0.959、直近の1/5~1/10の平均は0.968であった。1/4は0.761と数値が最小であったが、1/10は1.194と増加の傾向が認められる。
最近は、新たな変異株XBB.1.5がアメリカをはじめ拡大しているようだ。この世界地図の塗り絵によると、世界で流行している変異株はさまざまである。
たまたま、Twitterで見かけた画像であるが、じわじわとこれから拡大していくのかどうか気になるところである。これらの画像で、各国および地域のXBB.1.5の占有率はアメリカで3割ほど、日本ではまだ0.1%に満たない状況である。欧州でも1割程の占有率の用であるが、かなり気にしている。
XBB.1.5が脅威になるかどうかはまだわからないにしても、スパイク蛋白質の変異F486PがACE2への結合の確率を高くするようだ。厄介な新たな変異株であるが、対策をできるだけのことをして、毎日過ごしていくしかないのかな。
全国の療養者の状況(2022/12/27)
かなり多い数字。
今度の波はじわじわと増加の一途をだどるようで、ピークがどこになるかはまだわからない。
年ごとの傾向を見ると、以下のようになるが、今年は圧倒的に数が多い。
縦軸を対数で見ると、この時期は昨年よりも一昨年と類似しているような感じがする。
そのように見立てて、ピークが1月中旬になるのかどうかは定かではない。
全国の新規陽性者の状況(2022/12/26)
週ごとに増加しているが、急激に増えているのか、定常的に増えているのかで状況は変わってくると思うが、
実効再生産数はこの1週間1.10でその1週前の1.16に比べてやや少ないが、基数となる陽性者数が比較的多いので、実効再生産数が少しでも変動すればその分新規陽性者数の変動が大きくなるといった感じだ。ただ、数は相当多いもののこれまでの波のように急に増えているという感じはしない。
2020年からの推移診てみると、今回の上昇傾向は前の波程は急激ではないようだ。ある意味コロナ慣れという感じで、数が多くなっていることに対して以前よりも危機感を持つことはなくなってきたかもしれないが、それだけ感染する確率はこれよりも高くなってきていると思うので、まだまだ注意が必要だ。
全国の療養者の状況(2022/12/23)
絶え間なく増え続いている。
第7波と比べてしまうが、現状は死者数が比較的早い段階で多いような感じがする。
重症者数と死者数を見ても、死者数が早い時期に多いような気がする。