FCI NY (YouTube)から学べること
アメリカの感染状況を参考することはひょっとしたら役に立つかもしれない。FCI NYでも短編のニュースをYouTubeで配信しており、以下のように状況を知ることができた。
デルタ株の猛威と子供への感染の急増。日本でも同じ状況だと感じている。特に子供はACE2が少ない傾向が言われているけれど感染するというのはよっぽどデルタ株が感染力が高いということで、注意する必要があると思った。
アメリカでデルタ株が猛威 感染者数と入院患者数が増加 2021/07/25
- 新規感染者数は1週間平均で1日4万人を超えた。
- 感染による入院患者は先週から33%増加した。
- 変異ウイルス「デルタ株」は新規感染者の83%を占める
- 6月から7月にかけて全米で感染蔓延地域が急増している(特にワクチン接種率が低い州 ネバダ, ミズーリ, アーカンソー, ルイジアナ, フロリダ)
- フロリダ州は1か月で感染者数が490%増加した。
- アーカンソー州では緊急事態宣言は出ていないものの病床は満床である。
- 7/16カリフォルニア州ロスアンゼルス群では新規感染者数が2千人近くになった(そのうち7割が18~49歳)
- ロスアンゼルス群では、7/18より屋内でのマスク着用を義務化
米子供の新規感染者数増加 学校でのマスクは? 2021/07/25
- 7/19アメリカ小児科学会は2歳以上のすべての生徒と教職員に学校でのマスクを推奨すると発表した(多くの生徒が摂取対象になっていないことが理由)。
- CDC(疾病対策センター)は接種完了者は学校でのマスクは不要としている(アメリカ小児科学会はCDCと異なる見解を出した)
- アメリカの8州(ユタ、アリゾナ、アイオワ、テキサス、オクラホマ、アーカンソー、ジョージア、サウスキャロライナ)ではマスク着用が禁止されている。
- 7/20アメリカ小児学会は先週の子供の新規感染者が23,000に達したと発表した(6月の終わりと比べて倍)
- ファイザー社は12歳未満の子供の接種について緊急使用許可の申請を9~10月に行う予定(16歳以上については正式使用の手続きが進められている)
- 正式使用の手続きは通常半年期間を要するが、アメリカ国立アレルギー感染研究所のファウチ所長はファイザーのワクチンが8月末に正式承認される可能性があると発言した。