あと1か月は増加傾向か。全国で新規感染者数10,000人超え
10,000人超えちゃった(全国新規感染者)
デルタ株の感染拡大は、毎日の新規感染者数の報道からも相当であることを示唆している。どこまで続くのかと正確に予測することは困難である。予測で何人になるとは報道ではなかなか言えない事情もあるかもしれない。国の想定はどうなのかが気になるが、専門家の危機感と政府の温度差は否めない。
私が思っていることは、
- インドやイギリスの事例で少なくとも底から2か月は増加傾向が続く
- ワクチンの接種率、対策の講じ方によってインドは3か月、イギリスは2か月と増加傾向の期間が違ってくる。
- 新規感染者の数が増えたとしても、ワクチンの接種率によって、重症化数や死亡者数が同じく増えていくとは言い難い。
ほかの人が言っていることかもしれないけれど、率直に思うことだ。
以前は、東京の事例で先週とどのように変化しているかと表を作っていたが、今はただ増加する状況で、早くピークに達して下降してほしいと思う。この表を毎日つけて、いつがピークアウトかわかれば意味があるかもしれないが、歯止めは当分かからない(泣)。
全国の新規感染者数の推移から何がわかるか
NHKのデータから、全国の新規感染者数の数字をダウンロードしてエクセルでグラフを書いてみた。そして、近似曲線を1次、2次、3次とフィッティングしてみた。
ただ、40日程度の推移から、残りの30日を予測することは見方によっては無謀なことで、意味がないかもしれない。それは始めにお断りしておこう。
この近似曲線から30日後はどうなるのだろうかという、一つの予測はできるかもしれない。次数を高くするとRの2乗の数が1に近づいてくる傾向がある。
1次近似式は現実的でないかもしれない。2次近似式程度の増加でもその数を毎日足していけば相当な人数になる。本当の最悪で3次近似程度に増える想定と私は考えた。3次の数字はちょっと現実的でないと願いたいが。
同じことをピークアウトしたイギリスの例でやってみると、どの程度の次数で増加するのかがわかるかもしれない。ピークアウトから70日の期間。前半の40日のデータから近似直線を作成して、ピークアウトの実際の数と近似曲線の値がどの程度一致するのかを。これは時間があるときにやってみよう。