kennyheadway's thinking

こちらは日々思うこと、COVID-19について思うこと述べていくことになりそうかな。

AAVベクターワクチン

アデノ随伴ウイルス(adeno-associated virus,. AAV)ベクターCOVID-19ワクチンの代表格は、アストラゼネカ社が開発したCOVID-19ワクチンである。2021年5月に日本国内で特例承認された。ただ、ごくまれに血栓が出来ることが海外の事例で報告されている。それが直接の原因かどうかは知らないが、日本のCOVID-19ワクチン接種にはこれまで使用されてこなかった。

最近は専門家の意見を考慮して40歳以上には適用しようと報道されたので、AAVベクターワクチンについて書いてみよう。

www3.nhk.or.jp

 

アストラゼネカ社のワクチンについての説明は、Yahoo!でのコンテンツがあるのでこれを読めばどのようなものか理解できると思う。

news.yahoo.co.jp

忽那先生の説明にヒトのアデノウイルスは多くの人が免疫を持っているためベクターとして使えないため、チンパンジーアデノウイルスが用いられていますが、一度ワクチンを接種してしまうと、このチンパンジーアデノウイルスに対しても免疫ができてしまうため、2回以上は接種できないと考えられています。とある。私はAAVがそれ自体の抗体が体内にできて次回はその抗体がAAVを異物と認識しするのではないかということが気になっていて、この説明を読んだらやはりそうなんだなとうなずいた。

でもこのアストラゼネカ社のワクチンは4~12週間あけての2回接種で効果が発揮されるということであれば、2回まではセーフであるとも解釈ができるのかもしれない。

AAVベクターを使った遺伝子治療はいろいろあるらしい。AAVには種類がいくつかあるそうなので、物質の運び屋に使われるAAVの種類が異なれば、そうしたコンフリクトは解消されるかもしれない。私は専門家ではないのでどうなのかはわからない。以下のコンテンツは、私は時間をかけて理解しようと思う内容ではあるが、かなり詳細にその辺のことが書かれていた。

www.cosmobio.co.jp

何はともあれ、COVID-19が終息してほしい気持ちが日増しに強くなっていく中では、アストラゼネカ社のワクチンも活用できる流れになったことは、超低温保存じゃないし、選択肢が増えることなど、ある程度は歓迎されるのではないか。