人口当たりの感染者数の地図を色塗りしてみた
先日、日本の感染状況を示す色塗り地図で、宮崎県の例を引用してブログに表示させた。例えば、1か月前と直近だとこんな具合だ。
1か月で紫が赤以上に目立つ日本地図になってしまった。
この色分けは、政府の分科会が示している指標に関係しているらしい。
NHKの新型コロナウイルス特設サイトには、直近1週間の人口10万人当たりの感染者数が棒グラフで表示されている。例えば、こんな風にだ。このグラフの下には以下のように書かれている。
- ※政府の分科会が示している指標では、直近1週間の人口10万人あたりの感染者数が「25人以上」になると、感染状況が最も深刻な「ステージ4」に相当するとしています。また、「15人以上」になると、感染者が急増している段階である「ステージ3」に相当するとしています。
これをみると23の都道府県が25人を超えていて、分科会が想定している感染症と現状のデータからはだいぶ大きな隔たりがあることは否めない。
よく、都道府県別に何人というグラフは容易に探してみることができる。
これは、人口が多い都道府県は数字が大きく出るので、人口当たりでどれだけかをみるためには、宮崎県のような表示が良いと思う。
じゃあ、自分で作ればいいじゃんということで、白地図をネットで探してマップを作ってみることにした。
白地図の素材は、Start Pointさんのものを使わせてもらった。
この中で、日本地図素材というサイトがある。
ここから、PDFデータを頂戴して、Adobe Illustratorで色塗りすると、こんな感じになる。色表示のカラースケールは、3 Logの範囲で、1/4 log ステップで色分けした。
色塗りすると、いまさらながらであるが地理の勉強になる。どの島がどの都道府県に属するのか、ほんと勉強になる。間違えている個所があるかもしれないけれどあったらゴメンね。ざっとこんな感じになるわけだが、なるべく紫色にならないように願うばかりだ。