全国の新規感染者性者の状況 (2021/8/22)
このコンテンツの後ろの方に塗り絵を表している。
まずは一言。『新規感染者』というへきか『新規陽性者』というべきか、今更ながら思うところがある。厚生労働省のデータサイトでは、感染者動向としながらも『新規陽性者』と表現している。
PCR検査で陽性反応がでたということでそのように表現していると私は理解している。またPCR検査は特定遺伝子を増幅、増幅で、増幅した回数をCt (threshold cycle) 値って言うようだけれど、Ct値をいくつかに決めて、それ以下だったら陽性とみなすと理解している。
陽性になったとしても、無症状で発症しない人もいるし、発症する人もいる。PCR検査については、知識が皆無なので何も言えないけれど、SARS-CoV-2を見つけるためには現時点では有用とされている。アメリカCDCはPCR検査は今年までで、来年になったらSARS-CoV-2とインフルエンザウイルスの検出と識別を容易にすることができる多重化された方法を推奨するとしている。日本においてもSARS-CoV-2とインフルエンザの検出を同時に行う抗原検査キットが2021年の5月に承認されている。高熱でどっちなんだという状況には対応できるかもしれないし、PCR検査よりも簡便なのでこれからその流れになっていくかもしれない。
『感染者』と『陽性者』は前提によっては同じ意味を成すのではないかと思ってしまうが、PCR検査は擬陽性がでることもあるので、本質をよく理解したうえで論じないといけないなとつくづく思っている。
1週間ぶりに色塗りを行ってみたが、紫色系は特に感染者が多いことを示しているが、だいぶ多くなってきた感じだ。毎日こうした数字を見ていると、現時点からさらに2倍ほど増える感じはしなく、東京はそろそろ高止まりするのではと思うけど、しばらくはこうやって動向を見続けたい。