全国の新規感染者の状況 (2021/9/27)
概況的には、だいぶ落ち着いてきたように伺える。9月26日現在で新規感染者数は2,134人で、ピークの8/20の25,868人からすれば、ようやく1/10以下になったところだ。
重症者数においては、9/3が2,223名でピークであったが、9/25時点では1,133名とピーク時の半分までに下がってきた。
他国の事例を見て、なかなか下がってこないかなと憂慮していたが、数を見る限りはだいぶ少なくなってきた。週ごとの平均を全国、東京都、愛知県と継続的に記録してきたが、どれも下がっている。これをみると、緑色の東京都が早く上昇して早く下降していく。青色の愛知県は1週間ほど遅れていることがわかる。
実効再生産数を見てみても、9/26時点で、全国平均は0.601、東京都は0.561、愛知県は0.536と波が始まろうとしている6月中旬と同等かそれよりも小さくなってきている。長く時系列を見ると、東京は全国平均よりも高めの傾向にあったので、それよりもまえから兆候があったという見方もできるかもしれない。
私の居住している市でもだいぶ少なくなってきた。これだけを見ると学校での感染が頻発しているようでもなく、感染に対する管理が良くできているのではないかと思う。
ひとまず、ここまでデータを挙げた。先週は祝日とかで報告数が少なかったり、シルバーウィークで外出も多くなっていたようだ。外出するにしても気を付けようというマインドが強くなっていると思うので、外出したからその分大きく増えることはまずないのではないかと思う。先月末の愛知県常滑市の音楽の催し物は現在の状況よりは感染リスクが高く密状態を作ってしまったので、感染事例が報告されていたが、今週、来週はそういうことが無いことを望んでいる。マップはまた後で投稿しよう。