今は新規感染者数が減少し『静か』な状況を感じる
新たな変異株が見つかったというニュースもなく非常に静かになってきている。英語で『静か』という単語はいくつかあるが、私の頭に浮かんだ単語は"calm"である。
Googleでは、quiet, peaceful, silent, calm, serene, peaceableとヒットした。
以下は、私の個人的な感覚であるが、
- "quiet" は音が無いような静かな状況に感じる
- "peaceful" は平和な意味合いに感じる
- "silent" は"quiet"と同様に音が無いような静けさを感じる。
- "calm" はなんとなく平穏で穏やかな感じ、落ち着いているという意味合いを感じる。
- "serene" は今初めて知った。こういう表現もあるんだなと。この際勉強しておこう。
- "peaceable" は使ったことが無いが、"peaceful"とどう違うんだろう?
冒頭のGoogleで、『静か』というのはいろいろな単語があることがわかった。中学校や高校の英語の授業の内容からというか、英単語を暗記して覚えていると、一つの単語に一つの意味という狭い範囲でしかとらえていないことが多く、今更ながらこうしたことを改めていく必要があると感じたくらいだ。
嵐の前の静けさという感じは私は全然感じていない。次に厄介な変異株が出てくるという不安が全くないと言えばうそになるが、出たとしてもデルタ変異株に勝るかと言えばそうではなさそうだ。もちろん感染性が高くなることは変異の過程でも想定されるが、防ぐ手段をいくつか知識として持ってそれを正しく使えば、何とか対峙できそうだという気持ちが大きいのかもしれない。その一つは免疫力で、食につながる話にもなるので、今後は調べて学んだことを、こうやって書いていこうと思っている。
さて、現状を見てみよう。新規感染者数と死者数は、ピーク時から減少し続けている。死者数のピークは新規感染者数のピークから遅れて現れている傾向は、5つの波を見てもよくわかる。直近の波は新規感染者数が非常に多いが、それに比べて死者数が少ないことは、標準的な対処療法がはっきりしてきたこと、ワクチン接種の効果、抗体カクテル療法(薬はかなり高いらしいが2類だからまだこうやって使えるのかな)など、先が見えてきたことだと今だからそう言えるかもしれない。
重症者数においても、ようやく第5波のピーク時の半分程度になったが、まだ1千人程いる。ゼロにすることは難しいにしてもある程度さげるには1か月程必要な感じがする。
各数の最大値を1として、正規化したグラフを見てみると、今はすべてが減少傾向となっている。
9月30日で緊急事態宣言を解除という表向きは聞こえが良いが、これまで蓄積された負のダメージをどうやってリカバーしていくかを考える必要があると思う。