今年インフルエンザワクチンの供給量はやや少ないようだ
10/1のYahoo!ニュースで、インフルエンザの予防接種用のワクチンが不足するという報道があった。
この報道で引用されていたインフルエンザワクチンの供給状況のグラフを見てみると、一番多いのが灰色の線で令和2年度、その下のやや薄い灰色の線が令和元年度、そしてさらに低く、青線(多い場合)と橙色線(少ない場合)が令和3年度の供給予定となっている。ただ、この青線と赤線の間に、平成28~30年の状況があるので、激減したわけではない。別の見方をすれば今年度は10月初めにとりあえず1,200万本、今後2か月かけて1,400万本程度供給されるということが伺える。
南半球は冬から春、これから夏に向かっていくが、新型コロナウイルス感染症とインフルエンザが同時に蔓延したという報道は聞こえてこない。新型コロナウイルス感染症が優勢であればインフルエンザは蔓延しないようである。まだ新型コロナウイルス感染症が1日当たり新規感染者数が2,000名ほど報告されている状況であることから、今年もインフルエンザは流行しないような気がする。気がすると言っているだけなので、状況が今後変わることは想定はしておいた方がよいかもしれない。1か月ほど前には以下のようなニュースが挙げられていた。news.yahoo.co.jp
筆者は、この5年程は毎年インフルエンザワクチンを有償で接種している。家族にうつしてしまうことはよろしくないし、職場でもうつしてしまうことはよろしくないと思っている。逆に拾ってきてもひどくならないように(できれば発症しないように)とも思っている。
対策として免疫力
仮にインフルエンザワクチンの供給量が少ないために、接種できる機会が失われてしまったという場合を想定するのであれば、免疫力を付ける対策を行い続けること、うがい、手洗いを行なうこと、マスク着用することなど、予防に努めていくことが考えられる。その他には、平熱を高くして免疫力が働きやすくすることが挙げられる。
食べるものでも、体を温めるもの、冷やすものがあるので、秋分を過ぎて寒くなる季節に向けては、こうしたことを知って食べていくこともおすすめかもしれない。