全国の新規感染者の状況 (2021/10/25)
気温が下がり肌寒くなり、湿度もやや低くなってきたように感じる今日この頃である。10月も終わりになるが、新規感染者数は減少してきている。ピークアウトから2か月ほど経過したが、第5波が始まる前の水準よりも低くなっている。
新規感染者の状況
都道府県においても、すべての都道府県で、直近1週間の人口10万人当たりの感染者数が、10を下回り、全国平均は1.7まで低下した。今後は劇的に低下することは無いにしても、各都道府県で突発的に増加することがあるとしても、現状で進んでいけば、しばらくは穏やかに生活できるかもしれない。
世界全体と比較しても、日本は幸い低い水準である。世界の平均は、やや微増傾向に転じているが、季節性のものなのかどうかは、今後の報道をキャッチしながら、注意していくことが臨まれる。
重傷者、療養者の状況
重症者数も減少してきているが、この時期に療養のキャパシティーをどれだけ作れるかが重要だと思う。
療養者数も減少傾向が継続しており、どれだけ危機に備えてマージンを作れるかが現時点で大事なことだと思っている。
昨年よりも、新型コロナウイルス感染症についてわかってきたことが多くなってきたこと、ワクチン接種が進んである程度のバリア機能が働いていることが現在の結果となって出てきているが、この先はどうなるかは不明である。悪いことが起こるときに何をすべきかを想定しながら、今後も動向を注視していこう。