kennyheadway's thinking

こちらは日々思うこと、COVID-19について思うこと述べていくことになりそうかな。

FCI NY (YouTube)から学べること (13) 物流、価格上昇の問題

米トラック運転手不足 アマゾンなどが物流遅延に対策 (2021/10/31)

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アメリカは、11月の第4週の木曜日はサンクスギビングデー(感謝祭)があり、日本でいえばお正月で家族団らんで過ごすような習慣がある。海外に2年在住していた時は、独り身でこの日を過ごすことは暇でしょうがなかった。というのも、会社は休みであり、商店も休み(コンビニはさすがにやっていたが)、郷に入れば郷に従えと言えども、時間を持て余していた。その翌日の金曜日は、打って変わって初売りみたいなクリスマスセール開幕みたいな感じで、お店が盛り上がっていたこともかすかに記憶がある。

ところが、物流の遅延がいまだに続いているようで、対策が取り始められているようだ。先日は、貨物船が寄港できず貨物が陸揚げできない状況が続いている話をこれも同じく FCI NYで紹介したが、今度は陸路、空路の物流の確保が課題になっているようだ。トラック運転手は人手不足らしく、しばらくこうした状態が続いていくと、サンクスギビングデーがまともにお祝いできない状況になるのではないかと思ってしまう。

 

アメリカ 商品値上がりで  ホリデー割引は少ない傾向 (2021/11/1)

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物流が滞っていることから、物価上昇の悪循環が続いているようである。食品も物価上昇があり、サンクスギビングデーの丸焼きにして食べるターキーも価格がコロナ前と比べて70%値上がりとのことである。そのほか、衣類、電化製品も価格上昇しているようだ。さらにはクリスマスツリーってもみの木? もみの木も寝あがっているようだ。初めて知ったがクリスマスツリー農場なるものがあり、燃料、肥料、人件費が上昇しての値上げだそうだ。物価上昇、品不足なので、需要が多いわけで、割引もそれほどなく、大変な状況になっている。クリスマス商戦でのゲーム機とかも半導体不足とかで、実際に商品が店頭に並ぶのかどうかも現時点ではまだ明らかになっていないが、早めに確保したほうが良いと言っているくらいなので、品不足になる可能性が高いのではないかと思う。

 

世界的な流れとしては、エネルギー不足、商品不足など、物価上昇の要因が隣り合わせであり、日本もその影響が少なからず今後出てくるのではないかと心配なところがある。10月に入ったらいくつかの商品が一斉値上げしたようであるが、インフレ率が尋常でないと、企業努力で価格の据え置きが難しくなることだっても十分ありうる。こうしたことに、いちいち経済指標とにらめっこしたところで、解決できるような話ではないが、自分の直感を信じて、今買うべきものであれば即決して買うなどしていくことも今後ありうるかもしれない。ガソリンとかは、まとめ買いできるものではないが、毎週価格が変動しているので、状況に応じて給油するなど、賢くやった方がよいと思う。