kennyheadway's thinking

こちらは日々思うこと、COVID-19について思うこと述べていくことになりそうかな。

ドイツの感染状況を注視してみよう。寒くなると感染者数が増える?

世界の状況から次を備えていくスタンスを取っている。普段はテレビをほとんど見ていない(仕事している平日はNHKのお昼のニュースを見る程度)ので、テレビで得る情報はその時間枠に限られてしまうが、ネットで得られる情報は非常に多い。

ドイツの感染状況のニュースを目にした。

www.jiji.com

ドイツで冬が近づくにつれて、新型コロナウイルスの感染者が急増している。4日には1日当たりの新規感染者が3万4000人弱と過去最多を記録した。一方、ワクチン接種完了率は7割に届かないまま夏頃から停滞し、7割を超えた日本を下回る水準だ。政府は危機感を強め、接種完了者全員への追加接種を含むワクチン推進策を検討している。ドイツで冬が近づくにつれて、新型コロナウイルスの感染者が急増している。4日には1日当たりの新規感染者が3万4000人弱と過去最多を記録した。一方、ワクチン接種完了率は7割に届かないまま夏頃から停滞し、7割を超えた日本を下回る水準だ。政府は危機感を強め、接種完了者全員への追加接種を含むワクチン推進策を検討している。

冬が近づくと感染者が急増する、ワクチン接種が伸び悩む、こうした状況は日本でも今後起こりうることと思われる。参考までに、ドイツの首都ベルリンと東京の平均気温を比較すると寒いことがわかる。寒くなるにつ入れて感染者が増える傾向は常識と考えた方が良いのかもしれない。

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出典:地球の歩き方

 

日本とドイツの状況を新規感染者数と死亡者数で比較してみよう。青がドイツで赤が日本であるが、日本の第5波を除いては圧倒的に日本の方が感染状況は低い水準である。2020年はワクチンが無かったので感染者数が多いとともに死亡者数も多い傾向があったが、2021年はワクチンがあったことから、感染者数に対する死亡者数は少ない状況であることがわかる。

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出典:OurWorldInData

ワクチン接種率は(色が上グラフと異なることはご勘弁)、ドイツが先行していたが現時点では日本が接種率が高い状況になっている。

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出典:OurWorldInData

新規感染者数、ワクチン接種率、厳格度指数を表示してみると、ドイツは8月に入る前に規制が10ポイントほど小さくなり、ワクチン接種率の伸びが60%程度から緩やかな上昇に転じている。ブースター接種は8月から始まっており、初回接種から6か月程度経過してからの接種と思われる。

見方はいろいろあるが、ワクチン接種開始から6か月後に上昇していく傾向があるという見方は国ごとによって合致するしないはある。

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出典:OurWorldInData COVID-19

日本はワクチン接種が3月?4月から始まったとされるが、半年後といえばちょうど今頃である。11月になって急激に増えているのは、挙がっていない数をあげた?かもしれないが、これが上昇するのかしないのかは、今後見ていくことがよいであろう。

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出典:OurWorldInData COVID-19

寒くなるにつ入れて感染者数が増える。確かに窓を開けなくなったり、空気が乾燥したりするなど、いろいろと理由はあるかもしれないが、これまでの経験を踏まえて冬を迎えてり患しないように注意しよう。コロナだけでなく、普通の風邪もそうだし、インフルエンザもである。