kennyheadway's thinking

こちらは日々思うこと、COVID-19について思うこと述べていくことになりそうかな。

FCI NY (YouTube)から学べること (14) ワクチン、飛行機、買い物

NY市では接種義務化で混乱も 5~11歳への接種開始NY市では接種義務化で混乱も 5~11歳への接種開始 (2021/11/7)

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このニュースのアウトラインは以下の通り。

  • ニューヨーク市では11月1日、職員に対するワクチン接種の義務化を開始
  • ニューヨーク市は、先週の金曜日までに少なくとも1回の接種を受けていない職員(警察官、消防隊員等)は 11月1日(月)から 無給の休職扱いにする。
  • FDAが先月5歳から11歳までの子供へのファイザー製ワクチンの緊急使用を承認して以降、すでに1500万回分の小児用ワクチンが出荷された。
  • CDC・疾病対策センターが2日に緊急使用を承認したことで、翌日にはすでに接種が始まった。
  • ファイザー社のデータによりますと、このワクチンは5歳から11歳の新型コロナの発症を 91%抑える効果があり、また、心配されている心筋炎も 確認されなかった。
  • モデルナ社は、12歳から17歳までのモデルナ製ワクチンのFDAの審査は、稀に発症する心筋炎について検証するため来年1月までかかる可能性がある。

市職員のワクチン接種義務化については、多くの懸念がある。接種していなければ欠勤扱いとされ給料がもらえない。自由の国アメリカとは程遠いようなことだと心配してしまう。日本では『希望者は無料で接種できますよ』と強制はしていないが、コミュニティーによっては、接種すべきであるとか接種すべきではないとかで、ワクチンハラスメントなる嫌がらせがあるという声も聞こえてくる。現時点でそれがよい、わるいと決めたとしても、先が見通せないことがあるので、まだまだ見守っていくしかないのではないか。

小学生あるいは園児に対するワクチン接種の是非。これもまた接種を実際にすることはまだまだよくわからないことがある。すぐに子供にワクチンを接種させると答えた親は1/4程度なので、慎重なことが伺える。感染しても大人では8分の1は無症状、子供では半数近くが無症状と言われている。イスラエルでは子供を介しての感染が一つのルートとして考えられていることからも、子供だってワクチン接種で感染を防いできましょう的な考え方はある程度理解できる。ロシアのワクチンは治験なしで承認されているという事例に比べれば(比べる例えば悪いかもしれないが)、相応の評価をして緊急使用許可が下りている。リスク&ベネフィットで、ベネフィットがまさるということで、許可されているわけであるが、これもまた注視していく話題である。

次の話題にいってみよう。

旅行シーズンへの影響は 先週末も飛行機の欠航相次ぐ (2021/11/6)

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10月中旬の連休にサウスウエスト航空が数千便を欠航とし空港が混乱しましたが、先週末もアメリカン航空などで欠航や遅延が相次ぎ、旅行の需要が高まるホリデーシーズンの混乱が懸念されています。

コロナ渦で人員削減による人手不足、従業員のワクチン接種の義務化(従業員数が一定以上であれば接種が義務化される)などで、飛行機が飛ばせないという状況になっているようだ。11月の第4木曜日はサンクスギビングデー(感謝祭)で、日本でいれば年末年始を実家で過ごすための帰省ラッシュと同じような旅行である。日本は飛行機も使われるが、高速道路、新幹線などの移動手段が主流である。アメリカは飛行機が主流だ。アメリカ滞在時に、ボストンからサンフランシスコまで直行便で飛行時間が6時間あるいは6時間半程度要したことがある。飛行機はアメリカでは便利な移動手段である。話はそれるが、クリーンエネルギーを使えという考え方では飛行機は飛ばせない。やはり飛行機は当面長距離を移動する有用な手段であることは否めない。

話を戻すと、経済回復期のこうした混乱もそのうち収束するであろうが、11月の末の状況を再び見てみたいと思う。最後の話題にいってみよう。

米の年末商戦が変化?小売り大手の多くが感謝祭は閉店米の年末商戦が変化?小売り大手の多くが感謝祭は閉店 (2021/11/8)

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毎年この時期になるとニュースになる年末商戦。本来はサンクスギビングデー翌日の金曜日から始まっていたのが年々その時期が早まり、サンクスギビングデー当日にセールを求めてお店に人々が長蛇の列を作る光景がおなじみになっていました。しかし今年は少し変わってきているようです。

前々から、物流が戻っていないとか品不足でサンクスギビングセールはやらないのかと思っていたが、その理由の他にもどうやらあるようである。コロナ渦でオンラインショッピングが一般的になってきたこともあり、従来のセールはやらないところが出てきているようである。もう一つはサンクスギビングデーの後からクリスマスにかけてクリスマス商戦なる大きな消費行動がもたらされることが通常であるが、それを前倒ししてやっているということである。普段購入したいときに買って手に入れることが品不足の影響でできなくなっていることから、早めに購入して後に備えるという賢い選択をする人が増えてきたのかもしれない。

日本でも、年末に向けてこうした販売促進の動きは徐々に見えてくると思うが、半導体不足やいくつか懸念されている状況を踏まえて購買していくことがよいのではないだろうか。