kennyheadway's thinking

こちらは日々思うこと、COVID-19について思うこと述べていくことになりそうかな。

注射器不足

新型コロナウイルスワクチン接種で、注射器が不足しているとのこと。

www.unicef.or.jp

日本は世界的に見ても感染者数が少ないことで、ワクチンの供給が若干遅れたが今は世界でも高い水準の接種率になった。前首相が1日100万回接種を何としてもやるという強い意志の結果であるとつくづく思う。11月になると、接種回数は当時と比べれば大きく減ったがワクチン接種総回数が2億回に迫るこの時には、ワクチン不足という話は聞こえてこないし、注射器不足の話も日本国内では無いようである。

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出典:NHK 新型コロナウイルス特設サイト

注射器不足の話に戻るが、ユニセフでは今行動を起こして備えることが大事であることを述べている。キャッチーなタイトルでは、額面通り22億本不足すると思ってしまうが、先に手を打って行動することが大事である。

今、行動を起こさなければ、世界は2022年末までに深刻な新型コロナワクチン用の注射器不足に陥り、パンデミックを終息させるための世界的な取り組みが悲惨な結果となる可能性があります。

先月、国連総会の傍らで開催されたワクチンサミットにおいて、新型コロナワクチンの世界的な供給を支援する人々は、新たな目標を掲げました。それは、2022年までに、全ての国で人口の少なくとも70%にワクチンを接種することです。この野心的な目標は、新型コロナワクチンへのより公平なアクセスを実現するためのものです。

しかし、ワクチン接種を一斉に推し進めるためには、同じように、接種に必要な注射器も入手できるようにしなければなりません。

注射器は、ワクチン接種だけに使われるものではなく、日常に行われている医療行為には欠かせないものである。ワクチン接種が始まったころは、1つの瓶から何回分の接種ができるかと効率よくするためにはインスリン用の注射器がいいなどという話もあった。そうすれば、5回接種分ではなく、6回あるいは7回分摂取できるということで多くの機会を得ることができる。インスリン用の注射器ではなく、テルモ社は本年度はこの効率が良い注射器を2021年度に2,000万本、ニプロ社は同年度に5,000万本程度供給できるとのことである。

newswitch.jp

kahoku.news

 

新型コロナウイルス感染症を終焉させるのは日本も世界も一緒である。そのため日本で注射器の余剰が生まれてくれば不足している国に輸出していけばよいだろう。どんなこともそうであるけれど、問題が大きくならないうちに気が付いたら対策を講じて備えていくことが賢明である。