全国の新規感染者の状況 (2021/12/13)
新規感染者は先週よりほんの少しだけ増えている。ということは現在が底の状態で、これから新しい変異株の感染状況によっては増加していくスピードが変わってくると想定する。それにしても新しい変異株オミクロン株は感染スピードが速いがまだまだ従来の株と比べてどうなのかははっきりしたことが聞こえてこない。
療養者の状況は、先週クラスターで新規感染者数が多かった群馬県が4.3人(+2.3)、山形県が3.3人(+2.2)であり、沖縄県は1.0増えて1.8人となっている。
このグラフを見れば、新規感染者数はほとんどいなくなったと言えるが、どこまで続くのかが気になるところである。それにしても、こうやってグラフを見てみると感染の対策が今は一番効いているのかなと思ってしまう。
重症者数についても、最大であった9月3日での2,223人に対して、12月11日は25人とだいぶ少なくなってきた。ピークの1パーセントの状況ではあるが、今後増えてくることを想定するうえでも、現状かそれよりも少なることが臨まれる。
古瀬祐気先生(京都大学感染症学)はTwitterでそう述べている。今はいいけれどその免疫の力が弱くなれば第6波が来ることを言っているようにも思える。またオミクロン株の動向次第で時期が変わることも言っている。第6波はいずれ来ることは想定しつつも、どのような姿でやってくるのかはいろいろと想定しておいた方がよさそうだ。
ワクチン効果にしても3回打つと効果が保たれるような話が聞こえてくるが、それも裏付けのデータをしっかり確認してみるといいと思う。また飲み薬も認可されるが、これまで経験した最悪の第5波を教訓に来たとしても平時を装えるようにしたいものである。
※書いている途中で「公開する」ボタンを押してしまい、書きながら更新して最終的に08:12に書き終わりました。