kennyheadway's thinking

こちらは日々思うこと、COVID-19について思うこと述べていくことになりそうかな。

オミクロン株についてイギリスからわかることは

イギリスでオミクロン株による死亡者が1名と報道された。

www3.nhk.or.jp

イギリスは、コロナと共存する政策に切り替えて新規感染者数は毎日数万人のオーダーである。ところが、オミクロン株が認識され始めてからはこのかずが10万人以上になると予測されている。

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出典:Covid booster shots up to 75% effective against Omicron, UK study finds (December 11, 2021; Finantial TImes)

引用したFinantial Timesの記事では、オミクロン株に対して予防効果を得るために3回目の接種が重要であると述べられている。

Covid-19によるブースターショットは、Omicronコロナウイルスの亜種による症状のある感染に対して最大75%の効果があることが、この新型株に対するブースターショットを比較した初めての実世界での研究により明らかになった。

国保健安全局が、オミクロンが確認された581人を対象に行った分析では、オックスフォード/アストラゼネカ社またはバイオンテック/ファイザー社のいずれかのワクチンを2回接種した場合、症状を伴う感染に対する予防効果は、デルタに比べて「はるかに低いレベル」であることがわかりました。しかし、この研究では、3回目の接種から2週間後には、70~75%の予防効果があることも示されました。

UKHSAによると、オミクロンは12月中旬までにデルタを追い越すと予想されています。UKHSAは、現在の2日から3日の倍加時間を基準にすると、今月末までに「英国の感染者数は100万人を超える」と警告しています。

国保社会福祉省のサジッド・ジャビット長官は、今回のデータによって「このウイルスから身を守るためには、ブースター・ジャブがいかに重要であるか」が明らかになったと述べています。

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2.5日で感染者数が2倍になると昨日述べたの思うが、それほど感染が多く拡大していくとすれば、数がそれだけ多くなるのだから、医療崩壊する時期も早くなると想定される。ワクチンを3回目接種すれば抗体数が多くなる。ただしその抗体はオミクロン株にとって免疫回避等で十分な力が発揮されないとはいえ、数が多いことで、言い方は悪いけれど下手な鉄砲を数打てばあたるという論理でそこそこ効果が出てくるということなのだろうか。今後のイギリスの動向を関心を持って日本で来るであろう第6波に備える必要があるのかなと思ってしまう。

ワクチンは接種したからといってすぐに効果が出てくるとはとても言えない。すぐに効果が出てくるのであれば、かえって危ないワクチンだと身構えてしまうが、これは体の免疫系との相談で決まってくる話である。ワクチンを接種するよりも、オミクロン株の感染スピードの方が断然速いので、ワクチンに対して即効性の効果は求めることはできない。代案としては、抗体カクテル療法か。とは言っても点滴するなど手間がかかるし、薬の瓶だって数が限られて簡単に使えるものではないだろう。

年内に使えるようになる飲み薬の話については、まだ大きく聞こえてこないが、この薬がある程度感染したとしても重症化を防いで災害級の被害が出てこないことが臨まれる。その薬にしても、変異株にどの程度対応できるかはしっかりと調査されないといけない。Twitterでいろいろと研究で分かったことがツイートされているので、これは個人の独断と判断で、「いいね」と関心があるものがあればまたそれについて述べてみたい。