全国の新規感染者の状況 (2022/01/10)
感染者が2倍になる日数が1.5~3.0日といわれているが、ここのところ2日で倍になっているような感じがする。
直近1週間の推移を示してみよう。
これまでは、直近の日曜日をもとに1週間として塗り絵をしてきたが、倍加するスピードがこれまでよりも速いため、中間に1枚入れた方がいいのかと思い追加してみた。
沖縄は米軍基地、山口県も米軍基地で増えているという見方もあるが、神奈川県は沖縄や山口のような激増感は見られない。でも、これからどんどん色が赤色に転じてくる状況は予想される。
密かに思っているが、2月上旬に最大値に到達するのかなと思う。デルタ株のように2か月以上かけて上昇するよりもその半分の期間でピークアウトするのではと思っている。もう一つ思うことは、医療のひっ迫の程度はどの程度かということであるが、オミクロン株は症状がデルタ株よりも重くないと言われている。しかし感染者数が多いこと、療養者数が多いことで、いくら重くないといっても、患者数が多く対応するのにより労力が要するのではないかと思う。単純な計算とはいかないけれど、感染者療養者とその病状の程度を数値として掛け算してその値を足し合わせていくとすれば、デルタ株よりも大きな値となり、ひっ迫度が大きくなるのではないかというわけだ。この数を減らすためには、ワクチン、抗体カクテル療法、さらには抗ウイルス薬で重症化を低減させることができるのかと思う。
実行再生産数は急激に増加した。全国でも5を超えている。
沖縄県は、1/9の時点で10.202と描画枠をぎりぎり超えてしまった。
東京都は1/10の時点で5.264とこれまた5を超えている。
ちなみに愛知県は感染者数は比較的まだ少ないかもしれないが、1/10の時点で実行再生産数は6.321と大きな値になっている。
増えていく傾向はこれからしばらく続くであろうが、感染リスクを減らすためには人と会う機会を極力少なくするとか、しばらくそうした生活が続きそうだ。
療養者の状況については、塗り絵が完成次第掲載したいと思う。