全国の新規感染者の状況 (2022/01/17)
実際に急速に感染者数が増加すると想定していたが、第5波に迫る状況まで一気に到達してしまった。実行再生産数はピークを過ぎた感があるにしても依然全国て2.5程度と高い水準なので、これからも増加傾向は続くと思う。
直近を拡大すると、急に増えた感がわかる。
都道府県別に色塗りしてみると以下の通りになる。
かなり赤く染まってしまった感がある。参考までにに第5波のピークの図は以下のようになるが、それよりも感染者数はまだまだ増える状況を想定している。8/15までの1週間では人口10萬人当たりの感染者数は92.45人。余談ではあるが昨年の図よりも直近の図は画素数を多くしている。Adobe Illustratorで図を描いているが、従来は842×595画素であったが直近は、1684×1190画素である。
8/22までの直近1週間では、人口10万人当たりの感染者数は125.66人であった。
どれくらいまで上昇するのかというのは予測は難しいが、根拠もなく言って良いのであればピークは1日当たり10万人程度まで上昇するのではないかと思っている。ただし厚生労働省が国内における新型コロナウイルスに係るPCR検査の１日あたりの検査能力(令和４年１月13日時点)は385,181人としているが、この値は実際に意味のある数字なのか、期待的な数字なのかは検討がつかない。仮に1日10万人の感染者がこの検査能力の数字で検査を受けるとすれば、陽性率が26%となる。かなり大きな値ではあるし、フルに検査できるとは現時点では想定しにくいので、実際のピークは10万人を超えないのかもしれない。
ただ、PCR検査だけではなく、抗原検査でもカウントするのかどうかはわからないけれど、ありとあらゆる検査方法で数を挙げていくのであれば、あり得るかもしれない。
最後に、昨年11月からの全国（再掲）、沖縄県、東京都、愛知県の感染者数の推移と実効再生産数を表して今回はおしまいにする。それと沖縄県の動向であるが、ひょっとしたら減少になるかもしれないというニュースをピックアップ。
