kennyheadway's thinking

こちらは日々思うこと、COVID-19について思うこと述べていくことになりそうかな。

試算での数字で東京都の1万8000人は全国では10万人程度に相当する

すごい勢いで数が多くなっている。それもその通りで、従来株の潜伏期よりも短く、感染力が強くなっていることがこれだけ大きい数字を短期間で出している。昨日見たニュースで、1月24日の週で東京都は新規感染者数が1万8千人を超えると言っている。

www.bloomberg.co.jp

今種は第5波を超えるだろうと思っていたが、火曜日には簡単に超えてしまった。月曜日は比較的少なめな数で推移している感じがするがそれほど少なめでなかったので、どうなるかと思っていたがこれほどまで大きな数になると間隔が麻痺してしまう。

 

さて、本題で、東京都で1万8千人を超えるということが本当にそうなるのあれば、全国では10万人を超えてしまうことも現実味を帯びてしまう。ある意味東京都の数字は感染のバロメータとしてみることができるかもしれない。以前に全国に対する東京都の感染者数の比率がどれくらいであるかを示したことがある。

当時はオリンピック開催時期にあたり、東京都の全国に対する割合は大体20%を超えていた。多いと全国の感染者の4割が東京都という時期もあった。このグラフが描かれている昨年の6/1から8/21までの割合の平均値は29.49%であった。

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現在ではどうだろう?11月、12月はほとんど新規感染者数が無かったのに対して、年が明けてから急激に増加していることがわかる。11/1から1/20までの東京都の割合は10~20%であるが、この期間の平均値は13.69%であった。

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1万8千人を13%で考えた場合は、全国の数は13万8千人ほどになる。あるいは東京が占める割合を10~20%と広く考えれば、東京都の1万8千人は全国では9万~18万人に相当する。

 

東京都の陽性率は1/20現在では20%を超えている。PCR検査が多いが抗原検査も併用しているようだ。

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出典:東京都 都内の最新感染動向最終更新 2022年1月20日 20:00 JST

国が掌握している1日のPCR検査の能力は38万件ほどであるが、果たして感染したかどうかをすべて検査できる能力の数字が1日当たり38万件というのは能力の数字としては少ない気がする。抗原検査も行っていることから検査能力の数字はそれよりも幾分か大きくなるにせよ、受けるべき人が検査が受けられなかったりとかそうしたことが出ないことな望ましい。以前よりも無料で検査できます的な場所が少なからずできてきたこともあり、検査能力がパンパンになっているということは無いにせよ、これから上がってくる数字はどの程度のものなのか吟味しながら見ていきたいと思う。