kennyheadway's thinking

こちらは日々思うこと、COVID-19について思うこと述べていくことになりそうかな。

全国の新規感染者の状況(2022/05/30)

減ってきたという感じがする。5/29時点で実行再生産数は0.837。この傾向が続けば漸近的に新規感染者数もゼロに近くなっていくが、まだ時間は要するかもしれない。

都道府県別にみても、減少している。


傾向がみられる。減少していくと今度はまた新しい変異株とかが出現しそうだが、まだギリシャ文字を変えるようなものは聞いていない(私が知らないだけかもしれないが)。ただ、オミクロン株の亜種が東京や大阪で確認されたようだ。

www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp

www3.nhk.or.jp

亜種BA.2.12.1はアメリカで流行していると聞いているが、これが海外から入ってきたのであれば、いくら水際対策といっても封じ込めは無理と認識しなおして、入ってきたらどう対峙するかを考えた方がよさそうだ。水際の検査というのは、1個のウイルスでもあれば検出できるものなのだろうか?そのままスルーしてスルー後にウイルスが増殖しちゃって拡散して行っているのかなと思ったりもする。

 

下図は、これまでに640万ほどのゲノム解析を行って、横軸は時間、縦軸は武漢株を1とした相対的な増加倍率を表したものである。丸の大きさは累積症例数とのことである。

ここでは、右上にあるBA.系統であるオミクロン株が非常に感染力が強いことを言っているようだ。

出典:https://www.science.org/doi/10.1126/science.abm1208
図1. 相対的な体力と系統の出現日。
円の大きさは、系統の割合の推定値と確定症例数から推定される累積症例数に比例している。挿入された表は、モデルによって推定された最も適合度の高い10系統のリストである。R/RAは、世代時間を5.5日に固定した場合の武漢(A)系統に対する相対適性の増加倍率である。

先ほどの新たな変異株については、まだこの表には組み込まれてはいないものの、感染力がより強くなっていることを前提とすれば、感染しやすい雰囲気の場所には長くいないようにして、防衛していくことが必要だということだ。同じことを何回も言っているが、早く終息記念日を迎えたいと今日思うところだ。