kennyheadway's thinking

こちらは日々思うこと、COVID-19について思うこと述べていくことになりそうかな。

全国の新規感染者の状況(2022/07/11)

はじめに、安倍晋三元首相が7月8日に銃撃されて死亡してしまったというとてもショッキングな事件が起こってしまった。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。安倍元首相を評価する意見、そうでない意見が二分しているが、お亡くなりになってしまったことはとても残念で、国益を大きく損なってしまったように思えてなりません。

それにしても、報道、ソーシャルメディアの情報からいかに現場の警備、警護がずさんであったかが露呈しており、後方が隙だらけでこれが要人を護る体制なのかとあきれてしまう。現場の警備を統括していた奈良県警はあたかも脳内お花畑状態と言わざるを得ない。やすやすと犯人に犯行の機会を与えてしまった。現状を大きく超えたことが起こってしまったため、それに対応できなかったと言えばそうかもしれないが、お役所の現状を維持することが正しいという前提を簡単に否定してしまったのではないだろうか。

 

さて本題に戻るが、都道府県別の状況を以下に示す。全国平均では先週比の2倍ほどに上昇した。

これからは第6波以上に増加してくる感じがする。東京都の全国に占める割合が増加していることに注目している。人口の比率が11%程度であるが密集度は他道府県よりも高いことから11~13%程度が全国の感染者数に対する東京の割合だと仮定しよう。現在は17~18%程度であり、この割合が減っていくと他道府県も感染者が増えていくと考えている。なので、東京がどこまで増えるかによって全国がどれくらいになるかを見ている。

あとは、東京の感染者数とこの割合をかけ合わせればおおよそ全国の感染者数になるわけであるが、ドンピシャに数字が合わないにしても、東京の数に6~8を掛ければ全国の感染者数になると考えている。

つぎに、実効再生産数をみてみると7/10時点で1.687であった。その1週間前の7/3時点では1.283だったけれど、0.4ポイントほど数字が大きくなっている。第6波の始まりの1月初旬はゼロに近いところから、急に新規感染者数が増加したために、実効再生産数は急激に大きくなっているが、今回は6月は平均で新規感染者数は1万6千人ほどいるなかでの上昇なので、実効再生産数が第6波程大きくないにしても現時点で1.68であれば、増え方は相応に増えていく。

 

第6波は1/21~1/26の平均が5万6千人ほどなので、2/5の最大とされる105,587人まで10~15日ほどである。第6波と同じような上昇傾向であれば、7/25頃には10万人台になることも予想さる。予想ではもっと大きな数になるともいわれているが、しばらくは感染しないように注意していく必要がある。この先暑くて大変だ。