全国の新規感染者の状況（2022/09/05)

新規感染者数は減少してきた感があるようだ。真っ黒だった塗り絵も、黒色の県は4つの県（鹿児島県、徳島県、長崎県、宮崎県）のみになり、数字的には急激に減少してきたようだ。

2022年1月からの推移をグラフにしてみると、減少しているような感じがすることがわかる。実効再生産数も、8/27時点で0.966と1を下回り、9/4時点では0.767と久々に0.7台になった。

学校が始まったから感染者が増えるとかは何となくそういう気配がまだ見られない。それが原因というのであれば、西日本より東日本の方が2学期が始まるのが速いことなので、東日本の傾向を見てみれば何かわかると思う。

最近の話題では、2価ワクチンが使用できるようになるとか、感染者数の掌握を全数から変更しようとか、何かと新しい話題に事欠かないようではあるが、早く終われーという感じだ。

2価ワクチンはモデルナ社が武漢株とオミクロン初期？BA.1のスパイク蛋白質をモデルとしたワクチン、ファイザー社が武漢株とオミクロンBA.4とBA.5のスパイク蛋白質をモデルとしたワクチンを開発して当局の承認を待っている状況だ。

2021年になり初期型のワクチンがリリースされたが、武漢株での設計でアルファ株やデルタ株に十分効果があったかというとそうではなかった。ワクチン接種しても感染が成立する（ブレークスルー感染）事例が見られた。薬の承認は長い時間をかけて行われるもので、こうしたアウトブレイクな感染事例に対しては緊急承認という裏技を使用することもそれなりに意味があったと思う。ワクチンの効果がある時に使わないと、昨年のようになるので、早く承認してあげて使えるようにしてあげたほうがよさそうだ。

私は3回目を5月に接種したので、今のルールであると5か月かな、ある一定間隔を空けて次の接種ということになる。4回目を接種した方々もそのルールが適用されると接種して5か月後の接種となるのか。その辺はよくわからないが、人それぞれ接種時期が多様化しているので、管理する方もなかなか大変な気がする。