kennyheadway's thinking

こちらは日々思うこと、COVID-19について思うこと述べていくことになりそうかな。

全国の療養者の状況(2022/11/16)

療養者は先週と比べて増加してきた。

新規陽性者は11/15は102,829人であった。この時期10万人を超えると、この月末は第7波を超える数になるかもしれない。ただ、どうなんでしょう、変異株がより毒性が強くなったような感じはしないので、これもまた対処療法的に対応するしかないような感じがする。困ることは数が多くなれば、医療機関等へのアクセスの数も増えるわけなので、よりひっ迫する感は否めない。

重症者数についても増加の傾向がはっきりしてきた。

 

以前情報を得ていたFCI NYのYouTubeでは、トリプルでミックという3つの感染症による呼吸器疾患について報道されている。

www.youtube.com

2022/11/13
呼吸器系ウイルス感染による子供の入院が増加していることを受け、CDC疾病対策センターが医療体制のひっ迫に警戒を呼びかけています。

気温の低下に伴い、RSウイルスと呼ばれる呼吸器系合胞体ウイルス、インフルエンザ、新型コロナウイルスの3つのウイルスの感染が拡大する「トリプルデミック」が懸念されています。4日金曜日、CDC疾病対策センターは呼吸器系ウイルスに感染する患者の急増を受け、秋から冬にかけて医療ひっ迫の恐れがあるとして「公衆衛生上の勧告」を発表しました。

特に、RSウイルスに感染した子供の入院が増加しています。カリフォルニア大学サンフランシスコ校ベニオフ小児病院の小児救急医長は「子供の集中治療室が満床で救急処置室で治療を続けています。」と語りました。子供の感染を防ぐため、来院を制限している病院もあります。7日月曜日、ミシガン州のコーウェルヘルスでは運営する8つの病院で特別な場合を除き、5歳未満の子供の来院を規制しました。スタンフォード小児病院 のアロック・パテル医師は「前例のない早さでRSウイルスの感染が拡大しています。ここ数年はRSウイルスにさらされておらず、免疫が発達していないためと考えられています。」と語りました。

また、南部から東部にかけてインフルエンザの感染が広がっており、インフルエンザでの入院患者数と死亡者数は1週間で2倍近くに増加しています。

日本でも同じことが起こりうるかもしれないので、気を付けておいた方が良さそうだ。

全国の新規陽性者の状況(2022/11/14)

1週間前比で25%程増加している。

この1週間は実行再生産数は1.24とその前の週の1.23とほぼ同じで、急激な増加ではなく徐々に増加していると思う。

 

北海道は人口当たりで一番多い都道府県となっているが、一時期全国で占める割合が11%を超えたが(11/1、10/25で11.67%)その後割合が少なくなっているようだ。

東京都の場合は、急激に増えている状況ではなく、10%台を推移しているようだ。

昨年と比べて増加傾向がみられるのは、今年は昨年ほど規制が多くないことが影響しているのかもしれない。規制といってもがちがちなものではなく、他国と比べれば緩めな内容であると思われる。もう一つは感染力がより強い変異株に変わっていったことで、感染する確率もそれなりに高くなることから、感染者数が多いことを示しているように思われる。かなり多い数を経験してしまうと、現在の数は大したことのように思えないとみてしまいがちである。第7波のピークを越えるとかなり大変な感じがしてくるのだが、急激に増えていく感がまだしない。

 

最近目にしたブログで以下のものがあった。これを読むとCOVID-19とはいったい何だったのかと考えさせられることが多くあるが、これまでの知見を引用しながらわかりやすく記載されていると思う。内容を読んでいくと私はワクチン接種済者であるが、子供に接種するのを見合わせるのは一理あるかなと思ったところだ。

matsumotoclinic.com

全国の療養者の状況(2022/11/09)

全国の療養者の状況は、増加がはっきりしてきたようだ。

アメリカ合衆国では、11月8日は中間選挙の日で日本時間の正午頃には結果が明らかになってくると想定される。報道でもあるように民主党は苦戦し共和党が増えるとよく言われているが、おそらく報道の通りになってくるのではないかと思っている。これが一つのターニングポイントとなって、コロナの話も何か大きなニュースが出てきそうな予感がする。

本題に戻ると、緯度が高い地域や内陸で療養者が多い状況が明らかになってきた。新規感染者数と死者数は上昇傾向がグラフからもはっきりしてきた。

重症者数も増加傾向に転じているようだ。

 

これを2020年からの経緯で見ると今回の増加する傾向は第7波と同じように早そうな感じがする。

ついでに、重症者と死者数を同じように表してみた。

 

最近気になったニュースは、以下のコンテンツである。

www.nikkan-gendai.com

発表された論文誌の要旨は以下の通り。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な大流行により、この病気に対するワクチンの開発が急速に進んでいる。国際的なワクチン接種プログラムの成功にもかかわらず,ワクチン接種後の有害事象とそのメカニズムはまだ十分に理解されていない.本稿では,COVID-19ワクチンの2回目接種後に死亡した4症例について,剖検で明らかな原因が特定されなかったことを報告する.RNAシーケンスを用いて、ワクチン接種後の症例と失血や絞扼感で死亡した対照群との間で差次的に発現していた遺伝子を同定した。ワクチン接種後の症例では、対照群と比較して、390の遺伝子が発現を増加させ、115の遺伝子が発現を減少させることが判明した。重要なのは、好中球の脱顆粒とサイトカインシグナルに関わる遺伝子がアップレギュレートされていたことである。この結果は、ワクチン接種後に免疫調節異常が発生したことを示唆している。ワクチン接種後に40℃を超える異常高熱が生じた場合には,解熱剤を使用しても十分な観察と注意が必要であろう.

www.frontiersin.org

ワクチン接種後に死亡例がニュースになっているが、かなり核心的なことを説明しているように思う。ワクチンで生成されたスパイク蛋白質が体内に存在するとそれを対峙する抗体が体内で生成されて、それが本当にウイルスに感染したときに防波堤の役割を担うとされている。ただサイトカインストーム、免疫が過剰に働いてウイルスをやっつけるのだけではなく、自分自身の体をも攻撃してしまうということはまれに起こるとされているので、これを回避できればワクチンによるリスクを下げることができるのではないかと思ったところだ。この論文の考察では、以下のようにも述べられている。

今回報告した症例がこれらの条件を満たしているかどうかは知る由もないが、RNA配列解析の結果、ワクチン接種後にサイトカインの異常分泌、おそらくサイトカインストームが起こり、SIRS(Systemic Inflammatory Reaponse Syndrom:全身性炎症反応症候群) となり死亡した可能性が示唆された。SIRSは,発熱38.0℃以上または低体温36.0℃未満,頻脈90拍/分以上,頻呼吸20回/分以上,白血球12×10^9/L以上または白血球4×10^9/L未満のうち少なくとも2つを満たすものと定義されている。SIRSは、感染症、外傷、手術、虚血など様々な要因で引き起こされます。COVID-19感染によりSIRSが発生することが報告されている。COVID-19のワクチン接種は,擬似的なCOVID-19感染に相当する。したがって,ワクチン接種がSIRSを誘発する可能性がある。今回の4名では,1回目のワクチン接種で免疫機能が感作され,2回目のワクチン接種でSIRSを発症しやすくなったと推測される。一方,これらの被害者はワクチン接種によりSIRSを発症しやすい体質であった可能性もある。しかし,今回の結果は,この異常なサイトカイン反応の主因が何であるかを示してはいない。一塩基多型の解析など、さらなる研究が必要である。重要なことは、ワクチン接種が感染拡大を防ぐために不可欠であることに変わりはなく、これらの症例だけを根拠に危険視することではない。ワクチン接種に伴う重篤な有害事象の原因となる危険因子を特定するための追加研究が必要である。

サイトカインストームを起こさないための知恵が必要かと思ったところだ。

全国の新規陽性者の状況(2022/11/8)

1週間前と比べると増えてきた。気温が比較的寒い場所が数が多い感じがする。

 

私は12月から増え始めるかとずっと思っていたが、実際にもう増え始めている。実効再生産数が先週1週間平均で1.22、その前の週の平均は1.06と増加している。これが第7波が始まったとされる6月終りからの傾向と似たように考えるのであれば、波が始まるベースとなる数が第7波よりも多いので、またとんでもない数になりそうである。

 

私が心がけているのは、抗酸化物質を摂取することに努めている。抗酸化物質は、ポリフェノールであったり、ビタミンDであったりいろいろあるが、その辺はもう一度学びなおしてみたい。この内容は過去にも述べたと思うが、改めてまた自分なりのまとめを書いてみたい。

 

全国の療養者の状況(2022/11/02)

対人口10万人当たりの療養者数は先週と比べてほとんど変わらない状況だった。横ばいのようだ。

新規陽性者数は半月ほど前から上昇に転じており、死者数は横ばい傾向だ。

重症者数は横ばいのようだ。

 

第8波は現時点では助走のようで嵐の前の静けさと思っている。

 

全国の新規陽性者の状況(2022/11/1)

新規感染者(新規陽性者)は1週間前と比較して2割ほど増加してきた。

緯度が高い地域、内陸の地域、気温が低いことで感染しやすい状況になったと思う。

実行再生産数は1を超えており、第7波のはじめのように急激に増加するかどうかはまだはっきりしない。11月は徐々に増えていくように思っているが現在は第8波の助走のような感じがする。

 

3年の推移をグラフにしてみると以下のようになる。今年の感染者数は圧倒的に大きいことがわかる。

縦軸を対数軸で描いてみると、なんだか1年で10倍ほど違うのではないかと思ってしまう。ちなみに1年の平均の人数は、2020年は668.9人(1/16~12/31の平均)、2021年は4,090.1人、2022年は66,818.3人(1/1~10/31の平均)であった。

現在の傾向は、2020年の8月からの状況に似ているような感じがする。年末に増加していく傾向であれば、仮に2020年の10/1が619人で、12/31が4,500人であると約7.27倍である。2022年の10/1は35.418人でこの倍率で掛算すると、12/31は257,488人となる。ただ2年前よりもより感染しやすく、潜伏期も短くなったことから過去の計算の通りにはならない感じがする。これから起こり得ることに驚くことなかれと思っていた方が良いのかもしれない。