全国の新規感染者の状況（2022/08/01)

そろそろピークアウトしてほしいと思うが、7/31時点で実行再生産数は1.229と1を上回っている。8月上旬ピークアウトと見込んでいるが微妙なところである。

新規感染者数は30万人には到達していないが、この1週間は先週比で2倍程度の増加ではなくそれよりも小さな増加幅だった。であればそろそろピークに到達して、高止まりになるか、ピークアウトして減少してくれるかはまだまだ分からない。

直近1週間の人口10万人当たりの感染者数は1,114.7人（前週比+33.4%）。その1週間前は全国平均835.20人（先週比+68.7%）だったので、増加するスピードは落ちてきた。今週は増加分が先週比10%前後かと推測する。

東京都の全国に占める割合は直近1週間の平均は16.09%だった。東京都の約6倍の数が全国の数に相当すると認識している。

厚生労働省のデータによるとPCR検査の1日の能力は、7/28時点で413,578件／日と報告されている。必ずしも件数と人数が一致して新規感染者数になるとは限らないが、おおよそ1人1件とカウントしても大きな誤差は出てこないと思う。報道によると発熱外来受診でPCR検査を実施すると7割が陽性という事例もある。この検査能力の数字の7割相当は、289,505件となるので、この数が人数に相当すると29万人程度の新規感染者が1日に報告されてもおかしくはないということになる。

なかなかこうした暑い中で、換気をしたくてもできない状況かもしれないが、空気感染、エアロゾル感染がリスクが高いと認識して、感染しないように気を付けよう。