FCI NY (YouTube)から学べること (16) 感染者増。NY家賃高
2つの話題を以下に記してみる。最初の話題はコロナの感染状況であるが、アメリカではことのほか感染者が増加しているようである。
米 追加接種対象18歳以上に拡大へ 冬で感染増加 (2021/11/20)
ワクチンが感染、重症化を抑え込むことはこれまでのとおりであるが、感染者が増え始めている。そして3回目の接種を始めようという動きになっているわけであるが、日本も同じような状況がそのうち来るとみていた方がよさそうだ。
下のグラフは2回ワクチン接種した割合を示すグラフであるが、アメリカは1月から始まったとしよう。日本は4月から始まったとみれば3か月の時間差がある。
接種し始めてから10か月経過したときに感染が増え始めているというストーリーを考えると、日本は来年の2月頃に感染が増え始めるということになる。来年の2月といわず年末年始の頃が怪しいと思っているのだが、いずれにせよ寒くなってきて、あるいはワクチンの効果が少なくなってきて感染が再び増え始めるということは容易に想像できてしまうが、どれだけの規模になるかは予想がつかない。ただこれだけ大変な目に遭ってきたわけなので、経験値はそれなりに上がっている。昨年と比べて感染力は大きいことを認識してご用心ご用心。
もう一つの話題は、ニューヨークが活気づいてきた。というのも人が戻ってきたとのことである。ただ家賃が高くなって住み続けるのが大変らしいとのことである。
ニューヨーク「パンデミックで空洞化」のその後 現在は? (2021/11/18)
Studio (スタジオ)という名称で部屋を呼んでいるが日本でいうとワンルームである。余談であるが、1996年から1998年にボストンに仕事で在住したとき、当時は独り身だったので普通の1件屋ではなくアパートメントに住んでいた。アパートメントとは集合住宅という意味合いで、日本でいえばマンションという言葉が適しているかもしれない。住んでいた建物はボストンのダウンタウンにあるツインの38階建ての高層ビルであり、各階にStudio, 1 bed room, 2 bed room, 3 bedroom が階に応じで割り当てられていた。一人なので、Studioに住んでいた。呼び方はスタジオとは呼ばずステューディオと呼んでいた。Studioはリビングルームとダイニングルームを兼ねている空間である。
インタビューでは、ドイツ人が3ベットルーム(3つの寝室がある)で35%も値上げと言っている。1,000ドル程度の値上げということで、1か月の家賃は今まで3,000ドル程度が4,000ドル程度になるということなのだろうか。それにしても大幅な値上げである。住むところを変えようとしてもなかなかそれに見合う物件が見つからなってきているとのことで、住宅事情は本当に苦労がつきものであると思ってしまう。
テナントが入らなければ賃借料は下がり、テナントが入ってくると上がっていく。ある意味資本主義経済そのものであるのだけれど、これだけ乱高下するとジェットコースターのようで、日本の間隔とは相いれないものがある。国によって常識も異なるので、現実をそのまま受け止めて勉強するのが賢明である。