FCI NY (YouTube)から学べること (17) 感謝祭
米パンデミック前に近い旅行者数 感謝祭の連休 (2021/11/29)
サンクスギビングデー(感謝祭)はアメリカにとってはとても大事な日である。日本でいえば年末年始に家族で集まって新年を迎える感じの日である。25年程前にボストンに2年在住していたことがあるが、この日をどう過ごしてよいのかわからず、暇な日を過ごしたと記憶している。お店はやっていない、街は静かでまさに家庭を大事にすることに気づかされる日ではないだろうか。一方アメリカの新年は元旦だけ休日で翌日からは仕事が始まる。2年の滞在であったが、感謝祭というのはどういったものかは英語の個人授業をしてくれた先生からも教えてくれたことが有難く思われた。
余談が長くなってしまったが、今年の感謝祭を見ると日本でいう帰省ラッシュと似ているところがある。こぞって人が大きく移動するのだから、相当なものである。しかも、コロナ渦中前の水準の旅行者とのことで、こうしたアクティビティーがあればコロナに打ち勝てそうかなという期待を持てたかもしれないが、オミクロン株の出現で今後はこうしたことがまた遠のいてしまうだろう。でもオミクロン株出現のニュースの前なので、昨年は家族で集まることもままならず日常でない大変な時期があったからこそ感慨深いと思う。このニュースクリップからは、旅行の移動の他、ブースター接種の話も紹介されている。冬の時期感染が拡大してくることを想定して接種開始されたようである。
日本でも、年末年始の帰省ラッシュがあるだろう。オミクロン株が仮に拡大することになれば、帰省は自粛しましょうというマインドが占めてくるかもしれない。日本でもブースター接種が医療従事者から始まると思うが、オミクロン株に対する効果は調査中とのことである。FCI NYはコロナに限らずアメリカの時事を簡潔に報道しているので、興味があればコンテンツを視聴することをお薦めします。