kennyheadway's thinking

こちらは日々思うこと、COVID-19について思うこと述べていくことになりそうかな。

オーストラリアのエアロゾル感染事例から学ぶこと

 1か月程前に、オーストラリアからのニュース以下のものを読んだ。見出しが驚きだ。

www.newsweekjapan.jp

 

その後、CDCがデルタ株の基本再生産数は8~9程度で水痘並みだとか、ワクチン接種しても感染する事例(ブレークスルー感染)デパ地下とか商業施設での感染事例の話からして、認識を変えないといけないと思った。

YouTubeで、オーストラリアですれ違っただけで感染するという内容を解説してくれているコンテンツを視聴した。隔離ホテルで隣り合う人がすれ違ったことで感染成立というショッキングな内容だった。20秒の間にエアロゾル感染したと、国の報告書がそう記しているとのこと。

www.youtube.com

 

YouTubeのホテルの事例ではないが、実際にオーストラリアの保健当局では、別のホテルでエアロゾル感染のレポートを出している。

www.sahealth.sa.gov.au

DeepL翻訳は以下の通り。

  • COVID-19のメディホテル内感染の可能性に関する報告書(2021年5月
  • SA Healthは、南オーストラリア州のメディホテルに隔離され、オーストラリア到着後22日目に体調を崩した男性のCOVID-19の感染源となる可能性に関する調査結果を発表しました。
  • この調査では、リスクの高い単一事象や、感染予防・管理の実践におけるリスクの高い違反は確認されませんでした。
  • したがって、感染の決定的な原因は1つではありませんが、このウイルスのエアロゾル感染の役割が明らかであることから、隣接する部屋間のドアの開閉のタイミングが近かったことが原因である可能性が高いと考えられます。
  • これらの要因に対処し、メディホテル内で再び感染が発生するリスクを低減するために、調査結果に基づいて6つの推奨事項が報告書にまとめられています。

 

報告書をさっとDeepLしたが、ホテルの客室のドアを開けるときには、バルコニーのドアや窓が閉められていることを確認することを順守することが6つの推奨事項の中に含まれていたが、客室ドアを開けた瞬間に室内のエアロゾルが外へ出さないことが重要ではないかと思った。いまだに信じがたいかもしれないが、現実を受け止めてエアロゾル感染しないように注意していくことが大事だと思った。

 

エンジニアリング的なエアロゾルの説明もネットにはある

エアロゾルについては、新型コロナウイルス COVID-19 のエアロゾル感染の可能性
―微粒子工学の立場からの考察―
 やコロナウィルスのエアロゾル感染シミュレーションなどが昨年出ている。エアロゾルも大きさがあり、それに含まれるウイルスの数、質量から空中に滞在するのか、落下するのか振る舞いが異なるとのこと。専門外のことを理解するのは難しいが、アベノマスクよりもしっかりしているマスクであれば感染リスクを下げることができると思った。