全国の療養者の状況（2022/08/03）
全国の療養者数は1週間ほど前の情報に基づいている。全国平均は、7/26時点では対人口10万人当たりの療養者数が1,000人を超えた。こんなに多くなることは1年ほど前は想定していなかった。1,000人を超えた都府県は黒で表現されているが、2,000人を超えた沖縄県（2,536.8人）、熊本県（2,140.0人）も同じ黒色での表現であるが、このカラースケールはこの状態では役に立っていない。
第6波と比べると現時点で新規感染者数は2倍強、死者数は半分以下。第6波ほど死者数は多くないものの、病因はひっ迫している。
重症者数についても第6波よりは現時点では小さいようだ。
とはいうものの、BA.5は潜伏期が2日半ほどなので、悪化する場合は比較的早く悪化しそうである。
さらには、濃厚接触者になったことで出勤ができない状況はこうしたところにも影響が出てきている。病院だけではなく、公共交通機関であったり、訪問診療、訪問介護とか今までできていたことが急にできなくなってしまうのはどうしようもない。やれることをやるしかないのだけれども、いろいろと考えせられることが常に起こっている。
