全国の療養者の状況 (2022/3/1)
3月になった。個人的に3月といえば春が始まるという感じがするが、朝の冷え込みが緩かったかなと感じたところだ。今はコロナ渦というよりもロシアによる軍事侵攻でコロナの感染者状況がどうだこうだという話が小さくなっているかもしれない。早く戦争が終わることを切に望む。
ネットではコロナ関連の情報はありとあらゆるところで出ているので、アクセスするには事欠くことは無いのではないだろうか。私の気になるところはピークアウト後、オミクロン株亜種のBA.2が広まっていくのか、あるいはそのまま第6波が終息してくれるか。そうしたところに注目している。
人口当たりの療養者数であるが、1割にも満たないが先週比で減少傾向になった。
都市部は多い。対人口当たりの療養者数が1,000人を超えているのは、大阪府(1,410.4人)、東京都(1,225.7人)、奈良県(1,108.3人)である。
全ての波が表示される2年程の間隔で新規感染者数、死者数、重症者数を見てみると以下のようになる。
死者数はまだピークアウトしたかどうかはしばらく様子を見た方がよさそうだ。重症者数は高止まりしている感じがする。今度は第5波と第6波が出現している9カ月で見てみよう。
死者数と新規感染者数の波の高さは縦軸の縮尺が異なるがほぼ同じ比率の用だ。第5波では死者数が新規感染者数よりも波が高いが第6波もそうなるかもしれない。
重症者数と死者数については逆転している。第5波は重症者数が多かったが第6波は死者数が多い。この2つの指標での話なので、そう表現できる。新規感染者数と重症者数でみれば、第6波の方が感染者数に比べて重症者数は少ないが、大変な状況であることがわかる。