kennyheadway's thinking

こちらは日々思うこと、COVID-19について思うこと述べていくことになりそうかな。

全国の新規感染者の状況 (2021/10/11)

新規感染者数が引き続き減少していることもあり、穏やかな状態が続いている。シルバーウィークの影響もさほど大きく出ていない感じがするとともに、緊急事態宣言が解除して、飲食の機会が増えたことにより増加するのかどうか、ここが一つのポイントになるであろう。空気感染についても、認識され始めていると思うが、報道で感染が拡大するとどうなるかと嫌という程見せつけられたので、解除後爆発的に増加するとは考えにくい。

新規感染者数も先週に引き続き減少している傾向がみられる。今更ながら、色分けカラースケールの決め方は無色の県はあたかも感染者がゼロであるかのように見受けられるが、1週間で人口10万人あたり、1.8人以下であるということである。最も低い県は岩手県で、0.33人であった。岩手県の推計人口は1,227千人とのことで、0.33に12.27を掛けると4.05人となる。1週間に県内で約4人ということであれば、比較的少ないことがわかる。一方、最も高いのは大阪府で11.82人。推計人口は8,809千人とのことで、11.82に88.09を掛けると1,041.22人となる。

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出典:NHK 特設サイト 新型コロナウイルス

療養者数についても、減少傾向が認められる。最も高いのは、沖縄県の49.6人で先週と比較して26.7人減少している。全国的に10月いっぱいでどこまで下げることができるかが大事なところとみている。

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出典:厚生労働省

新規感染者数と死者数の推移も、減少傾向が引き続き認められる。新規感染者数においては、第5波の始まる前の状況よりも低くなっている。これはアルファ株による第4波のフェードアウトとデルタ株による第5波が重なり合ったこともあり、十分に低くならなかったと推測する。今月でどれだけ低くすることができるかを関心を持ってみている。

一方、死亡者数においても減少傾向が認められるが、これも新規感染者数を継続的に減少続けられるかどうかで、できるだけ低器していきたいところである。

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出典:NHK特設サイト新型コロナウイルス

重症者数と死亡者数においても、重症者数が、ようやくピーク時の1/4以下の水準になった。少なくとも第5波始まりの水準まで低下させることが求められるし、病院のひっ迫度をどれだけ下げられるかどうかが10月にできることとして重傷者減少することを願っている。

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1年前の傾向を見ると10月中旬頃から上昇傾向に転じている。気候の変わり時で上昇する可能性もあるが、1年前よりも治療、予防の手段があることからもさほどひどくならないことを願っている。