英科学者が予測:ワクチン効かない変異株の出現は「ほぼ確実」
東京大学医科学研究所システムウイルス学分野の佐藤佳准教授のTwitterにあった内容にくぎ付け。
CNNのニュースサイトは、下記の通り
イギリス政府の緊急科学助言グループ (SAGE) の公式サイトに掲載された研究論文はこれだろうか?
15頁にわたる内容であるが、ここには全部翻訳を掲載するのは困難だ。
構成は、太文字に対してナンバリングされた説明がされている。ここには、太い文字だけアウトラインで記しておく。
- シナリオ1:これまでよりも多くの人に重篤な疾患を引き起こす変異株。これまでに発生したものよりも、より多くの人口に重篤な疾患を引き起こす変異株。例えば、SARS-CoV(致死率10%程度)やMERS-CoV(致死率35%程度)のような他の人獣共通感染症のコロナウイルスと同様の罹患率・死亡率となる。(致死率35%)。) これは以下の原因が考えられる。
- シナリオ2:現在のワクチンを回避する変異株。これは以下の原因が考えられる。
- シナリオ3:抗ウイルス剤を使用した後に、薬剤耐性を持つ亜種が出現する。これは以下の原因が考えられます。
- シナリオ4。SARS-CoV-2は、進化の過程で毒性が低下する。進化して病原性が低下する。これは以下の原因が考えられます。
- 変異株の影響をさらに軽減するための一般的な考慮事項。
- サポート情報
- SARS-CoV-2の遺伝子変化はどのように起こるのでしょうか?
- 遺伝子の変化がウイルスのゲノム生物学やタンパク質の機能に与える影響は?
- 動物のコロナウイルスから何を学び、それをSARS-CoV2にどのように適用するのか?
- SARS-CoV-2では、これまでにどのような変化が見られたのか、また、どのようなことが予想されるのか。
- 抗ウイルス剤は、薬剤耐性変異体の出現に大きな選択圧を与える可能性がある。
イギリスは、この報告書について衝撃的に報道している。3人に1人死亡の可能性とはセンセーショナルだ。
日本においても、CNNのほかで報道を以下で確認した。
薬剤耐性、ワクチン耐性。想定されることだとしても、甚大にならないことを願うばかりだ。まずは罹患しないための日々の対策を怠らず。これが前提かな。